

大阪府出身の森さん。地元にいたころのお話を聞きたいのですが、まずご兄弟はいらっしゃいます?9つ上の姉と、7つ上の兄がいます。私は3人兄弟の末っ子です。
基本はいつも兄にくっついていました。とにかく私が一緒に遊んで欲しくて。歳がだいぶ上なので兄の遊び相手にもならないんですが、私は常にべったりで(笑)。姉と兄に「あれ買ってきて~」とか言われて、毎日のようにお菓子を買いに行ったりしてました(笑)。
はい、お風呂の中でも。小さいときは私が怖くて1人でお風呂に入れなかったので、姉と兄が私と入る“当番”決めのじゃんけんをするんですよ。で、必ずどちらかと入るんですけど、負けた方が嫌な顔をして、「当番か~」みたいな(笑)。
周りが全部田んぼで、とにかく自然に溢れていたので、いつも兄弟や近所の子供たちと鬼ごっこをしてました。あとは家の前に小さな川があって、それを超えられるか、みたいな競争もしてましたね。
どちらかというと、多分そうだと思います(笑)。
当時から近所でも「可愛いね」って評判だったんじゃないですか? いえ、全然そんなことはなかったです。ただ演歌番組を親と見たり、「ベストテン」のような音楽番組が当時いっぱいあって、それを見て歌ったりするのは好きでした。
はい。小学校の学芸会で歌ったり、みんなで振り付けを考えて踊ったり。あとエレクトーンを習っていて、先生に「あなた歌に興味ないの? 歌ってみたら?」とか言われて。それで“のど自慢大会”に出たりもしました。
それが人前で歌う初めての機会だったので、とにかくすごい緊張して。特に何の賞も獲れなかったんですけどね(笑)。
工藤静香さん。当時すごい大人っぽい歌が好きだったんです。だから工藤さんの歌をデモテープに録ってオーディションに送ったこともありました。
小学校5~6年生のときにはもう「絶対に歌手になる!」って思ってましたね。
「デ☆ビュー」というオーディション雑誌の誌上オーディションのような企画に応募したんです。関心を持ってくれた事務所は連絡をください、っていう。
はい。で、東京の事務所の方がわざわざ大阪まで来てくれたんです。それから地元の音楽教室に通ってレッスンを受けました。
オーディションをいくつか受けてみて、とにかくすぐ結果が分かる世界だなって。「あの人が受かったんだ」とか、リアルに結果を突きつけられるんだなって思いました。だから自分が落ちたら、「審査員の人が見る目がなかったんだ」って、何事もポジティブに考えるようにしてましたね。
自分が出ているグラビアをコンビニで見かけたり、ファンの人に「元気をもらってます」って言ってもらえたりとかですね。
歌手活動についてはどうでしたか?CDやプロモーションビデオを作る作業が一番好きで。すごいワクワクするんです。自分はもちろん表に出る側だけど、何かを表現したいっていう気持ちがそもそも強かったんだと思います。
やっぱりライブですね。グループでもソロでもやっていたし、とにかくすごい楽しかったんです。ライブってファンの方と身近に接することができるし、いろんな人が見に来てくれて「今日は良かったよ!」なんて言ってもらえれると最高でしたね。
歌が一番テンションが上がるし楽しいですね。仕事が終わって鏡を見ると、全然顔つきが違うときがあるんですよ。いい仕事をしたなっていうときは180度違う自分がそこにいて。イキイキした表情を見ると、「私、やっぱりこの仕事合ってるだなぁ」って思ったりしてました。
姉や兄の子どもを見てると、ずっとゲームに必死になってて(笑)。それもいいけど、みんなで一緒に遊ぶ時間も楽しんで欲しいとは思います。私が小さいときなんて公園が近所に10個以上あったし、今日はあの大きい滑り台の公園へ行こうとか、とにかく大勢で遊んでましたからね。
小学校、中学校、高校を卒業するとき、寄せ書きに自分の夢を書いたりするじゃないですか? そこに私は「歌手」って書いてましたね。多分、同級生には笑われていたと思いますけど(笑)。
周りの人が色々な意見を言ってくると思うけど、自分がやりたいことは自分で決めること。そうすれば、たとえ失敗しても「自分がこうだったからダメだったんだ」っていうのもちゃんと分かるし。自分で決めたことは自分で責任を持つ。それが大事かなって思いますね。